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パリにおける道路空間再編等の動向と欧米の自動運転化への取組み
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道路計画


パリにおける道路空間再編等の動向と欧米の自動運転化への取組みについて


 このたび、弊社の自主調査資料を2点、HPにアップした。

「パリにおける人重視の道路空間再編等の動向」
「都市交通・道路のシェアリング、そして自動運転」

 弊社では、これまでも道路空間の再配分(Shared Streets)など、都市交通施策の新しい潮流に関して情報収集に努め、受託業務の遂行にも活かしてきた。  たとえば、ニューヨーク市のタイムズスクエアにおけるブロードウェイの通行止め/人の空間化の情報は、いち早く情報把握に努めた。

 今般は、フランス/パリに注目し、最近の取組み状況の情報を収集しとりまとめた。

 フランスは、1990年代から自動車交通抑制/公共交通重視の施策を推進し、2000年代からは人(歩行者・自転車)交通も重視した交通施策を国家的に推進している。

 パリは、フランス最大の大都市として、その交通施策推進の先端を担っている。特にこの数年ほど前から、その取組みのピッチが挙がっている。これは、2024年オリンピック/2025年万国博覧会のパリへの誘致が、その背景の一つだと推測される。

 その最新の取組み状況をまとめたのが、一点目の資料である。

 このパリの取組み状況の加速を調べているうちに気付いたのが、欧米の交通施策で、Sharing(道路空間再配分、カーシェアリング)が重視されており、その背景に、自動車の自動運転化への取組みの進展があると推測されることである。

 わが国でも、自動運転化への取組みは国家レベルで進められているが、その議論は自動車や通信の技術開発的側面に偏っており、自動運転の普及に伴う交通施策や都市空間への影響など社会的な側面に関する議論は、欧米に比べ立ち遅れているように思われる。

 その観点から、欧米でのSharing施策の直近の事例や、自動運転による交通・都市空間への影響に掛かる資料をまとめたのが、二点目の資料である。


付記1
本資料作成にあたっては、なるべく、行政機関・民間企業等のHP掲載の一次資料から情報を得るように努めた。これらの情報を網羅的にまとめることに主眼をおいたため、資料の引用等が不十分である(偏っている)可能性があることにご留意頂きたい。

付記2
読者の便に考慮し、なるべく日本語訳を付けるようにした。ただ、資料作成者の語学力(特にフランス語)の問題で、翻訳が必ずしも正確でないことはご容赦頂きたい。

付記3
いずれにせよ、本資料の文責は弊社にある。




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